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下肢静脈瘤の中医学の考え

下肢静脈瘤について…
下肢静脈瘤とは足の静脈が太くなってコブ状に浮き出て見えるようになった状態をいいます (近年、増加傾向)
大きく分けると伏在型、側枝型、網目状、クモの巣状の4つのタイプに分類されます。通常は一つのタイプだけでなく、いくつかのタイプが混在しています。
静脈には心臓から動脈のように強く押し出す力はかかりません。静脈血は呼吸の力と足の筋肉の収縮する力によって心臓へ流れていきます。ちなみに、ふくらはぎは第二の心臓とよばれております。
高齢や妊娠などの理由で足の筋肉が弱ってくると静脈逆流の症状が出やすくなります。尚、発生頻度は女性が高い傾向にあります。
症状では…
足がだるい、重い、痛い、かゆい、ジンジンする、むくむ、冷える、こむらがえりなどが起こりやすくなります。
稀にですが、静脈瘤があると血栓ができて、肺に飛んでいくと肺塞栓になることが
ありますので、専門医の医療機関の受診をオススメします。
中医学の下肢静脈瘤の考え…
中医学では、どんな病気にでも原因があると考え…症状の改善方法を標治、原因の改善方法を本治として判断することが大切と考え、この場合では…
標治では…血行不良(血於という)のため、活血化於という方法を用います。
本治では…循環器系の問題は五臓の中で「」が関係してきます。また、「肝は筋膜を主る」と言われ、血管の筋肉を丈夫にするために「」の協力が必要となってきます。
更に、気という全身をめぐるエネルギー不足の状態(気虚という)、老化(腎虚という)、コレステロールや中性脂肪などが高い(痰湿という)などが関係してきます。
まとめると、その人の体質に応じて心、肝、気虚、腎虚、痰湿などの対応が必要ということです。
体質に応じて血液に流れを良くしていくことが大切です…気になる方はお気軽にご相談ください。

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