最近、多い相談…
コロナ禍でストレスを感じている方も多いはず…それは子供にも言えることです。
そんな中、最近、ストレスによる子供の夜尿症の相談が多くなっている気がします。
そこで今回は、「子供の夜尿症」について中医学の考え方をお話したいと思います。
追伸:成人や高齢者の夜尿症とは原因が異なります。
西洋医学の考え方…
西洋医学では夜尿症の原因を判断して対処します。また、多くは原因が複数みられることが一般的です。
その原因は以下の通り…
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①抗利尿ホルモンの夜間分泌不足
②不安定膀胱
③睡眠障害
④心理的ストレス
⑤膀胱や腎臓の器質的な異常など
中医学の考え方…
中医学では「おねしょ」のことを「遺尿」(いにょう)と言い、その人の体質を診ながら判断しますがキーワードはシーツに黄色いおしっこの地図があるか、透明で地図がないか…と大きく二つのタイプに分けて判断します。
判断① シーツに黄色い地図があるタイプ
腎陰虚遺尿タイプ(熱感あり)
腎陰虚遺尿タイプ(熱感なし)
脾気虚遺尿タイプ
脾虚肝乗遺尿タイプ
判断② シーツが透明で地図がないタイプ
脾陽虚遺尿タイプ
子供の夜尿症は「子供の性格の問題」や「保護者の育て方の問題」は関係ありません…人それぞれの原因から対処していくことが大切と考えます。
それでも心配な方はお気軽にご相談ください。
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