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へバーデン結節とブシャール結節について

最近、多い指のトラブル

一般に40歳以降の女性に多く、手を使う人がなりやすい傾向があるようです。

症状では手の指が曲がったり腫れたり痛みを伴うことがあり、動かしにくくなって心配される方も多くおりますが原因は不明です。

指の第1関節に症状が出る場合をへバーデン結節といい、第2関節に症状が出る場合をブシャール結節といいます。

リウマチとは異なります(詳しくは医療機関で検査を)

中医学の考え…

関節の痛みの多くは中医学では痺証(ひしょう)に属すると考えており、特徴は関節や筋肉が腫れて痛む状態を指します。

中医学では気象の変化を六気(ろっき)といい、風・寒・暑・湿・燥・火のことを指し、痺証に関わる(じゃ)として、風邪・寒邪・湿邪・熱邪の四つの邪が関係していると考えております。

さらに、長期化すると頑固で治りにくくなり、頑痺(がんひ)という状態になってきます。

 

痺証の特徴

風痺

痛みが関節や筋肉のあちこちに移動する。例えば、昨日は左手の指に痛みがあったが、今日は右の肘が痛むという具合に場所が動きます。

寒痺

冷えによって痛みが強くなる。冬に悪化したり、冷やすと悪化するもの。痛む場所は固定

湿痺

患部に水が溜まったり、重だるく感じたりする痛み

熱痺

患部が熱を持ち赤く腫れたりする痛み

 

尚、これらの痺証は複合して、風湿痺や湿熱痺などになることがあります。

 

対処法では…

風痺・寒痺・湿痺・熱痺痺証の複合に応じた漢方薬が基本となります。

さらに、慢性化して頑痺の状態では…その人の体質に合わせて、気血両虚・肝腎虚損・脾腎虚損・寒凝血於・気虚血於・腎精不足などの対応が大事になります。

また、関節を丈夫にする生薬では紫河車(しかしゃ)もいいでしょう。

その人の体質に合った漢方療法でつらい症状を楽にしたいものです…お気軽にご相談ください。

 

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