近年、うつ症状を伴う人が増加傾向…
性格的要因の上に転勤、引退、近親者の死や別離、体の病気などが加わって発病するものと考えられています。その原因は脳内物質の代謝障害が想定されます。
中医学では人の生命は五臓と呼ばれる生理系統の働きによって維持されていると考え、脳内の代謝障害も五臓の働きを正常にすることが基本となります。
感情=七情(しちじょう)
人間の生活は感情を適度に、おり混ぜながら営まれています。感情が生理的な限界を超え、悪影響を及ぼすと気血の運行や臓腑の働きが乱れてきます。
七情と臓腑の関係は以下の通り…
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喜 →心
怒 →肝
思 →脾
悲・憂→肺
驚・恐→腎
余談:昨年からのコロナ禍以降、驚きと恐れの感情から、あきらかに体質がおかしくなった人が増えた気がします。「驚・恐=腎」から考えますと現代の方々のは補腎が大切のような気がします。
タイプ別の六鬱(ろくうつ)
気鬱 胸のつかえ、呼吸が苦しい、ため息
火鬱 イライラ、怒りっぽい、口が苦い、口渇
食鬱 食欲がない、のどがつまる
湿鬱 体が重い、ゲップが出る、お腹が張る、軟便
血鬱 頭痛、忘れっぽい、不眠
痰鬱 のどがつまる感じ、憂うつ
悩んでいないで気持ちを前向きにして、まずは、ご相談ください。
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