薬食同源(やくしょくどうげん)
中医学における食文化に「薬食同源」という言葉があります…薬物と食物は、その源が一つであるという考え方です。
そこで今回は、血液をきれいにする食材のお話です。
キーワードは「オ・サ・カ・ナ・ス・キ・ヤ・ネ」
オ=「お茶」
抗酸化作用があり活性酸素の発生を抑える作用
サ=「魚」
青背のイワシなどに多い不飽和脂肪酸が赤血球の変形能を高めます
カ=「海藻」
昆布やワカメに含まれるミネラルが新陳代謝を活発にします
ナ=「納豆」
ナットウキナーゼという酵素に血栓を溶かす作用があります
ス=「酢」
中性脂肪を下げる働き(黒酢がオススメ)
キ=「きのこ類」
βーグルカンには血糖やコレステロールを減少させ、免疫力を高める作用
ヤ=「野菜」
βーカロテン、ビタミン、食物センイなどが豊富
ネ=「ねぎ類」
ツンとくる匂いの元のアリシンが血小板の凝集を抑え、血栓の生成を予防
ポイントは1日のうちで、どこかでこれらの食材を摂り込みたいものです。1日で難しければ3日間で考えてもいいでしょう。但し、野菜は毎日、摂っていただきたい。
これらは、お茶以外は、すべて箸でつまめるものばかり、日本人が昔から食べてきた食材です…旬の物を箸で食べることが健康のために大切だということです。
(では、またね!)
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