この春から入社や転勤などで新生活がスタートした方も多いと思います…でも、心配なのが人との上手な付き合い方ですネ……(気疲れも多い)
「病は気から」というように、とりわけ現代では人間関係によるストレスで体調を崩す人が多くなっております。
中医学では、この状態のことを「疏泄失調(そせつしっちょう)」といいます。
そこで、今回は、言い方によって、良くも悪くもなる「物は言いよう」について考えてみましょう。
人格を表す形容詞 (一例として)
優柔不断 ⇒ 思慮深い
頑固 ⇒ 意志が堅い
気が小さい ⇒ 謙虚
頼りない ⇒ やさしい
小心者 ⇒ 慎重
しつこい ⇒ 粘り強い
細かい ⇒ 几帳面
せっかち ⇒ 頭の回転が速い
八方美人 ⇒ 誰とでも仲良くできる
行き当たりばったり ⇒ 臨機応変
視野が狭い ⇒ 集中している
仕事が遅い ⇒ 仕事が丁寧
これらの形容詞から…
ある人に対して「彼は優柔不断で気が小さく八方美人だ」と言われれば、何となく、その人と関わり合いを持ちたくない気がします。一方、「彼は思慮深く謙虚で誰とでも仲良くできる人だ」と言われれば、是非会って話をしてみたいと思いますネ…
ほんの少しの気持ちの伝え方で全然、行く方向が違ってくるんですヨ。
それでも、ストレスにとるつらい症状でお悩みの方は、その人に合った漢方療法が効果的です。
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